数々の名作アニメが生まれた1980年代後半から1990年代は、多くのレジェンド声優が活躍した時代でもある。『AKIRA』の鉄雄役や『幽☆遊☆白書』の浦飯幽助役などで知られる佐々木望も、そんな人気声優の1人だ。表舞台ではあまり見かけなくなった印象だが、佐々木はいかなるキャリアを辿っているのだろうか。
佐々木が声優業界でデビューしたのは、1986年のこと。その才能はすぐさま評価され、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』や『おぼっちゃまくん』などの作品に出演。1989年にはアニメ『鎧伝サムライトルーパー』から派生した声優ユニット「NG5」としても活躍し、当時は爆発的な人気を誇った。
しかしその後、活躍の場は徐々に減っていく。とくに印象的なのが、『機動戦士ガンダム』シリーズで30年近く演じていたハサウェイ・ノア役にまつわるエピソード。今年6月、ハサウェイを主役とする劇場アニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』が公開されたのだが、若手声優・小野賢章へとキャスト変更されてしまったのだ。
しかも佐々木はキャスト変更を知らされていなかったのか、声優が発表された際にツイッター上で《えっわっ私じゃない??》などと投稿。多くのファンたちが《う、嘘ですよね… ハサウェイは佐々木さんしか考えられないですよ…》《アムロやシャアが古谷さんや池田さんのイメージみたいに、ハサウェイも佐々木さんってイメージやのにな…》《純粋にハサウェイがなぜ佐々木望じゃないのかっていう気持ちが強い》などと、複雑な心中を明かしていた。
ちなみに佐々木は作品との関わりがなくなったわけではなく、ゲイス・H・ヒューゲスト役で同作に出演している。しかしネット上では、未だに納得していないファンも多いようだ。
声優業だけじゃない? 意外な才能も…
実は佐々木の声優活動がペースダウンしたのは、全盛期がハードすぎたために喉を傷めたことが1つの原因。かつて特徴的だった高めの少年声が低めの声となり、演じる役柄も大きく変化していった。だが、この負傷が佐々木の転機にも繋がっている。
佐々木は喉の調子を改善すべく、発声や呼吸法などの勉強を独学で開始。時には洋書からも知識を学ぶ中、英語にも興味を引かれて「英語検定」1級と国家資格である「全国通訳案内士」を取得するにいたったという。
さらには「大学で学ぶ」ことに興味は移り、2013年には46歳にして「東京大学法学部」(第1類)に入学。声優業と学問を両立しながら、7年かけて卒業した。在学中には法学だけでなくスペイン語も習得しており、自身のキャリアに奢らない貪欲な学びの姿勢を示している。
また、現在はラテン語にも手を出しているそう。今後、多言語を操るキャラクターに抜擢され、再ブレークを遂げる可能性もあるかもしれない。
文=野木
引用元: ・【声優】『AKIRA』鉄雄、『幽白』浦飯幽助を演じるも… レジェンド声優・佐々木望の現在 [カラス★]
声だけでなく容姿も大分変わったな
人種すら変わったんジャマイカ
えっ誰?…誰!?
兄さんが山寺でアセンブラが水谷
その漫画事態普通シランと思う
久々にその名前を聞いたわ
歌はまぁ…
選ぶ方はギリギリまで節約しようとするから